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その他

 メジャーではないが、個性のある作品。



「皇龍三國演義」

 96年、エクシング制作。機種PS。シミュレーションで、且つリアルタイム制。
 政治は、人事(官職に任命)が鍵となる。「三国志演義」のゲームだが、人事に関しては、正史の知識が役に立つ。
 一方、軍事関係は、「三国志演義」準拠。戦略より戦術に重点があり、様々な作戦が建てられる。(側面攻撃など。)
 武将能力は9段階(アルファベット表記)。基本は演義準拠だが、正史も考慮されている。

 また、本作はシリーズ二作目。第一作は、「昇龍三國演義」。(96年、PS。)皇龍はその数か月後に発売。(以後、続編は出ていない。)




「天舞 スピリッツ」

 93年、ウルフチーム制作。機種SFC。正史準拠。
 戦略シミュレーションで、リアルタイム制。鍵となるのは、人事(官職に任命)、軍備、輸送。また、武将能力は16段階。
 この作品、システム構想はいいのだが、まずカーソルの動きが遅い。また、敵勢力があまり行動せず、ゲームとしていまいち。結局、能力値チェックと、音楽鑑賞がメインとなった。

 「天舞」シリーズで、自分がプレイしたのは、このスピリッツのみ。本作は第二作に当たる。
 第一作は、「天舞 三国志正史」。91年発売。その翌年、簡略版の「天舞 リミテッド」が出た。(いずれもPCゲーム。)スピリッツは次回作。
 また、メガドライブから、「天舞 メガCD」が出ている。内容は(基本的に)スピリッツと同じで、操作性はそこそこらしい。(発売は92年。)
 他には、「天舞 満漢全席」というのがある。(92年。PCゲーム。)これは、「天舞 三国志正史」の改良版っぽい。2006年、配信版が出たらしい。

 このシリーズ、色々複雑だが、推奨できるのは「メガCD」と「満漢全席」。(自分はSFCに馴染みがあるので、「スピリッツ」を購入したが。)




「後漢志」

 95年、天水ソフトウェア制作。PCゲーム。
 基本的に、「天舞 スピリッツ」に似る。(但し、ターン制。)戦略に重点があり、地理は凝っているが、敵はあまり行動しない。

 武将能力は、横棒の長さで示される。あらかたチェックしたが、多分、正史・演義両方考慮。「後漢志」という題名から、正史準拠の作品かと思っていたが、そうでもないらしい。(システム自体は、正史のシミュレーションという感じ。)
 能力データ、特に極端なものはなし。「皇龍三国志」に似た感じ。

 天水ソフトウェアは、他に「私説三国志」というゲームも出している。(93年、PC。)これは未プレイ。




「横山光輝 三国志」

 92年、エンジェル制作。機種SFC。横山光輝の漫画が原作。
 ゲーム内容は、正統派のシミュレーション。「政略」「軍略」「行軍」の三フェイズから成る。基本的に、まとまった感じのシステム。
 また、武将能力は255段階。カプコンのRPG「天地を喰らう」と同じ。(数値も似た感じ。)
 後に、新作「横山光輝 三国志2」も発売された。(SFC。)




「三国志英傑伝」

 95年、光栄(後のコーエー)制作。PCゲーム。(後にPS、SFCなどに移植。)結構、有名作品かも知れない。
 「三国志演義」原作のシミュレーションRPG。正義の劉備が天下を統一。雰囲気は、カプコンの「天地を喰らう2 諸葛孔明伝」に似る。
 また、機種によっては、ゲームクリアに掛かったターン数により、エンディングが変わるらしい。

 本作ののち、新たに、「孔明伝」が発売。その後、「曹操伝」も出た。





「三国志 英傑天下に臨む」
 91年、ナグザット制作。機種はPCエンジン。シミュレーション。基本的に、横山光輝の漫画に準拠。
 未プレイ。攻略本のみ買ったが、内容は正統派っぽい。武将能力は100段階で、特に偏りなし。
 後に、新作「真三国志 天下は我に」も発売された。




「三国志列伝 乱世の英雄たち」

 91年、セガ制作。機種はメガドライブ。シミュレーション。基本的に、「三国志演義」準拠。
 未プレイ。色々調べたところ、結構個性的なゲーム。また、武将能力は150段階だが、100以上は稀。




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