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史料まとめ


1、陳寿「三国志」
2、陳寿「三国志」の註釈(裴松之註)
3、范曄「後漢書」
4、房玄齢、李延寿「晋書」
5、その他の史書


 1~3は日本語の訳本あり。4、5はネットで原文が見つかる。1~3に関しても、時に原文を参照した。
 「正史」とは、王朝から「正しい歴史」と認められた史書。上において、「正史」は厳密には1、3、4だけだが、当サイトでは、史書全般を対象とする。

 以下、訳本の紹介。まず、ちくま文庫の「正史三国志」(井波律子他訳)。全8巻。完訳版で裴松之の註も完備。最終巻の巻末には年表、官職の説明、人物索引が付いている。
 次に徳間書店から出ている「正史三国志英傑伝」(「中国の思想」刊行委員会編)。魏書(上、下)、呉書、蜀書の4冊。主要人物のみ掲載で、原文+書き下し文+訳、そして解説。他に別冊として「三国志全人名事典」があり、官職の説明と年表も付いている。

 また、「後漢書」の訳本は岩波書店、吉川忠夫。原文+書き下し文+註による解説、という形。全10冊でそれぞれ高値だが、後漢末期の人物の伝はその中の2冊くらい。他に別冊が出ており、これは人名と地名の索引。どの巻の何ページに出てくるか、だけでなく、どの列伝に出てくるかも記載してある。






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